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カメラ初心者向け!望遠レンズを使った圧縮効果・ドリーズームとは!?

圧縮効果

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皆さんこんにちは。

今回はカメラ初心者の方向けに、望遠レンズを使った圧縮効果についてご紹介致します。

動画で紹介

 

 

圧縮効果とは

まずはこちらの次の4枚の写真を御覧ください。

 

70mm撮影

 

100mm撮影

 

130mm撮影

 

200mm撮影

 

違いが分かりますか?
分かりますよね(笑)

 

そう、手前の立て看板の大きさは変わってはいませんが、背景にある建物(原爆ドーム)がだんだん近づいてきているのが分かるかと思います。

実はこれ、それぞれレンズの焦点距離が違うのです。

最初は70mm、続いて100mm、135mm、最後は200mmとなっています。

 

圧縮効果

 

このように、レンズの焦点距離が長い(より望遠)ほど、背景が被写体にグッと近づいて大きく見える効果、これが圧縮効果です。

 

しかし、レンズの焦点距離そのものが圧縮効果を生み出しているわけではなく、望遠レンズを使用するため、カメラマン自体がどんどん後ろに下がっていきますよね。

そうでないと、被写体も大きく映るからです。

実はこのカメラマンと被写体の距離が圧縮効果を生み出していて、その距離が長いほど圧縮効果率が高くなるのです。

ただ、先程お伝えしたように、離れれば離れるほど、より望遠レンズを使用することになるため、望遠レンズを使う=圧縮効果が生まれるといったイメージになります。

 

よく人物写真(ポートレート)を撮るカメラマンが、近くで撮れるのに、わざわざ望遠レンズをつけて離れて撮るのは、この圧縮効果を使ったダイナミックな写真を撮りたい、もしくは大きなボケを作りたいからなんですね。

 

また、桜などを撮る際に、まだあまり咲いていない、散ってきた時に近づいて撮ると、そのスカスカ感が目立ってしまいますが、離れて望遠レンズを使用することにより、遠くの桜も近づいて見え、隙間がなくなりたくさん咲いているように見せることも可能です。

 

桜を近くで撮った場合

 

桜を離れて望遠レンズで撮った場合

圧縮効果を使った映像撮影手法:ドリーズーム

映像を撮る場合、この圧縮効果をうまく使った撮影手法があります。

それがドリーズームです。

 

よく映画とかで見かけますが、被写体、例えば人の大きさは変わらないのに、背景がだんだんと迫ってくる、もしくは広がっていくといったシーンがあります。

これはこのドリーズームという撮影手法を使用しています。

 

やり方は録画しながら、カメラマン自体は前に移動(もしくは後ろに移動)しながら、レンズのズームをズームアウト(もしくはズームイン)していくことにより、被写体の大きさを変えず、背景の大きさを変えているのです。

最初の動画にもサンプルを入れていますのでご覧ください。
※最悪な素材ですがm(__)m

まとめ

いかがでしたでしょうか。

写真や映像を撮る際、レンズを変えることによって実はこのような効果が生まれるのです。

是非次からの撮影に活かしてみてください!!

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